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まいあ Maia SWAN act II 【1】

ま行

まいあ Maia SWAN act II 1

作:有吉 京子

1ページ目を開いた途端に真澄が飛び込んでくる。
もっと早く買えばよかったんだけど、ようやく、ようやく『まいあ』を読んだ。
あいかわらず有吉先生のバレエへの愛がつまっている。


真澄とレオンがちょこちょこと出てくるたびに胸にアツいものが込み上げた。
思えばレオンの初登場時は、軽薄男っぽく描かれていたのに今ではすっかり無口な父親ということになっている。
『まいあ』では、舞台はパリ。今のところ。
あの二人の娘だけど、あえて英才教育は受けていなくて、まだまだ荒削りというのを初期設定にしている。
まいあの有り得ないくらいの自分を卑下するクセは完全に母親ゆずり。
『SWAN』で真澄が何かにつけて
”京極さん、すばらしいワ!”と褒め称えていたのを思い出す。


それから惺は、最初、小夜子姫と飛翔の子供なんちゃうん!
ってやや興奮したけど
苗字が青石だから、あ、あの青石さん?
あれ?じゃあなんで青石姓?
婿養子?離婚?それとも親戚?たまたま青石?
などと色んな想像が膨らんだ。


まいあ=真澄
フィオナ=京極小夜子
惺=草壁飛翔
マテュー=葵
てとこかな。

だから、いくらまいあが惺にドキドキしたって
永遠のパートナーは別の男なのです。


これほどのバレエマンガを描ける人は他にいないでしょう。きっと。
次世代編も素晴らしい。
真澄編である『SWAN』愛蔵版が出版される模様。
スワンマガジン >> http://www.heibonsha.co.jp/swanmagazine/


同時収録、作者も赤面もの『白鳥の歌をきいて!』は
有吉先生がまだなんの知識も資料もないときに描いたものらしく
確かに、読んでる方も赤面してしまうくらいなのだけど
死ぬなら舞台の上で果てたいというダンサーの思いみたいなものは既に
力強いメッセージとして伝えている。
私は、この読みきりから、かつて京極小夜子が舞台上でアキレス腱を切ったにもかかわらず
バレリーナとして死力を尽くして自力で舞台袖まで帰った名シーンを思い出したのだった。

posted by fukumimi : 2007年03月09日 23:22


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