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BECK

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BECK 28 (28)


作:ハロルド作石


作者のロック愛と音楽観がつめこまれた青春マンガ。
もちろん音なんてないマンガで、なんかうまいこと”音楽”が伝わるように描いてる。
実際に耳に聞こえる”音”は、いくら世界中が熱狂するミュージシャンでも自分が気に入らなかったらそれまで。
このマンガはその逆みたいなもんで、ってこのマンガに限らず音楽を扱ったマンガはきっとみんなそうなんだろうけど、ハロルド作石の中で流れているはずの音楽が私に聞こえないから気に入るとか気に入らないとか評価できない。
そこが作者にとってはもしかして悲しいポイントで、読者にとっては救われてるポイントなのかもしれない。


ストーリーは、いわゆるダイヤモンドの原石とも言える男の子たちが揃ったバンドが現実でも絶対にいそうな蘭って有力な音楽プロデューサーのオッサンに色々邪魔されてなかなか世間に認められず、そんなこんなしてたらバンド内でも内紛的なものがあったりしてゴタゴタして、それでも大好きなギターを弾いてるときは夢中でいられる・・・ もちろん恋愛も絡んできて、主人公は10代だし、そう、まさに青春モンってやつね。
そして、一見”平凡”な主人公に”非凡”な才能が隠されているとは、まさにマンガの王道設定。
江藤蘭世しかり。北島マヤしかり。


BECKの初めのころは、竜介にもかなりスポットが当たってたけど、だんだんコユキの成長のみにスポットが集中してしまった。
まだ28巻までしか読んでないし、これからエディが死んだことで竜介がどうなったのか描かれるのかもしれないけど、あとも少し他のバンドメンバーのことも丁寧に描けばもっといいかもしれないのに。
平くん、カッコイイのに。


久々の少年誌の青春モンだった。

posted by fukumimi : 2007年02月07日 22:13


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