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プライド【6】
作:一条ゆかり
ブサイクなイタリア男にだまされ、ブサイクなイタリア男にレイプされ、家も失った萌。
徹底的に不幸な状況が続くばかりで、性格が悪いのも仕方ないと思うほど。
ここまでズタボロの準主役を一条先生がこれからどう描いていくのか楽しみである。
やはりどこかで報われるなり、改心の機会が与えられるのだろうか・・・
『SWAN』っていうバレエマンガの最高峰があるんだけど、やはりこのマンガでも、バレエを上手く踊るだけではく、自己の本質と向き合い、磨き、それが踊りに表現させることがバレエ芸術においてとてつもなく大切だということを全編を通じて丁寧に描かれている。
オペラとバレエは違うけれども、色んな芸術の分野(『ガラスの仮面』とか)で芸術家が最後にたどり着くところはそこなんだろうなということは私はマンガを通じて随分と教えられた。
だからマンガは素晴しいということを語りだすと長くなりすぎてしまうので、置いておいて。
とにかく、史緒に足りないのは”自己の本質と向き合うこと”で、萌にないのはチャンス。
どちらが欠けていても超一流にはなれないということ。
芸術でもスポーツでも、お金がないと練習もできずに埋もれてしまう才能ある人々が数多くいるということだ。
史緒は、蘭丸のことが好きだと思う気持ちをきっかけに開眼していくんだろうけど、心配なのはやっぱり萌たん。
よっぽどのことがないとあの根性は直らない。
そもそも二人ともオペラ歌手として大成することが、一条先生の意図するところなのだろうか。
ファンとして、もっと違う展開も期待したいところだ。
あ、突然恋をしたeikoは泣くことになるんだろな。
余談:ベティの画は主にアシさんが描いて、一条先生がたまに描くって感じなんだろうか。
あの靴を舐めるシーンは一条先生が描いたとわかったけど。
長年おなじみでもう見慣れたといえば見慣れたあのアシさんの画が、一条ワールドにいつまでも溶け込まず超苦手。
ブサイクイタリアーノも余計ブサイクに見えるちゅうねん。あぁ、だからこそ余計萌に同情的なのかも・・・
(あの画をアシスタントが描いてるというのは私の憶測。)
posted by fukumimi : 2006年08月30日 21:36

